いままではカメラ買うごとに「ISOごとのRAWファイル用意」→「それぞれにノイズリダクション量設定」→「初期設定にする」を繰り返してたんですが(これで読み込み時にいい感じのノイズリダクション設定が当たるようになる)、この一連の作業をカメラ買い換えるたびにやらないといけなくて超めんどくさい。
LR。ノイズ低減は6種類くらいパラメータ作っておいて、ISOごとにフィルタして、一括でテキトーに適応してる。ISOとカメラ機種ごとに自動適用させるのは知ってるんだけど、カメラ入れ替えが激しいと設定面倒くさい。なんであの初期設定にするやつ面倒くさいんだ…
— hiroshix (@hiroshix) 2018年7月30日
「CSVでもなんでもいいから一括設定させて!」って念じ続けてたら、2020年2月のアップデートでxmpファイル(?)での一括設定出来るようになりました。全然話題になってないのでLR "Classic"をまだ使ってるのって自分だけなのかな…と不安になったので書いてみた
Lightroomは現像設定もうちょっと覚えて欲しい…α6400のISO感度ごとのNR設定ちまちま設定してる。α6500のときの設定引き継ぐか、一覧で一括設定したい…最悪CSVでもいい
— hiroshix (@hiroshix) 2019年5月1日
やり方はAdobeのサイトに丁寧に書いてある helpx.adobe.com
(念の為追記)
これで取り込み時に「各ISOに対応したノイズリダクションの値が自動的に適用されるようになる」のね。この適用自体は前から出来たんだけど、前述の設定作業が超面倒だったたのね。カメラ機種ごとに設定し直さないといけないから、カメラ買い替えまくるおじさんにはつらかった
以下、設定方法
まずノイズリダクション以外のプリセット作って、Adobeサイトの「例1」を参考にISO依存の情報を(テキストエディタとかで開いて)追記して、上書きして使ってます。*1これのリファレンスってどっかにあるのかな?ちなみに下記の設定ではISO150のRAWが入ってくるとLuminanceSmoothingは18あたりになる感じ。たぶんその挙動が"Seq"なんだと思う。知らんけど
<crs:ISODependent> <rdf:Seq> <rdf:li crs:ISO="100" crs:LuminanceSmoothing="10"/> <rdf:li crs:ISO="200" crs:LuminanceSmoothing="15"/> <rdf:li crs:ISO="400" crs:LuminanceSmoothing="20"/> <rdf:li crs:ISO="800" crs:LuminanceSmoothing="25"/> <rdf:li crs:ISO="1600" crs:LuminanceSmoothing="30"/> <rdf:li crs:ISO="3200" crs:LuminanceSmoothing="40"/> <rdf:li crs:ISO="6400" crs:LuminanceSmoothing="50"/> <rdf:li crs:ISO="12800" crs:LuminanceSmoothing="60"/> </rdf:Seq> </crs:ISODependent>
↓チマチマ書くのめんどくさかったら、こんなんでもOK
<crs:ISODependent> <rdf:Seq> <rdf:li crs:ISO="100" crs:LuminanceSmoothing="10"/> <rdf:li crs:ISO="25600" crs:LuminanceSmoothing="80"/> </rdf:Seq> </crs:ISODependent>
Adobeサイトの「例2」はもうちょっと複雑なことやってる。本当は各社のJpegと同じくらいの(いい感じの)ノイズリダクションかけたいんだけど*2、各パラメータをどれくらいにしたらいいのか(LR出たときから使ってるけど)全然わからん。俺たちは雰囲気でRAW現像をしている…
このxmpファイルを書き出すツール作ったら便利かな?英語でそれっぽいキーワードでググってもまだ誰も作ってないのかな?
雑にRAW現像しています
月間500〜1000枚くらいRAW現像するから、1枚1枚ノイズリダクションなんてやってらんないww 正直、露出は思いっきりいじって、わりとWBいじって、ハイライト飛びすぎてたら、ちょっと戻すくらいしかしてないのよ…
— hiroshix (@hiroshix) 2020年3月21日
一気に大量にRAW現像といえばウェディング hiroshix.net